『機甲界ガリアン』は1980年代にサンライズが作成したSFロボットアニメ。メカデザインは著名なメカニカルデザイナー大河原邦男氏が手掛けています。
2021年、threezeroは「ロボ道 ガリアン(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」を発表し、その再定義されたアプローチによるリデザインがファンの間で話題となりました。threezeroのクリエイティブディレクター「ケルヴィン・サウ」はこのメカニカルデザインに関して幅広くリサーチを実施。胴体が大きく塊感のあるアニメ版ガリアンのプロポーションを調整し、脚を長くすることで雄大さを演出。色合いは大河原氏によるトーンを維持しつつ、元の魅力を損なう事なく立体映えする様に装甲にディテールの層を追加。そして合金製内部フレームの採用によって、この精巧なメカニカルデザインに対し、手に持った時の感触、可動性、そしてプレイアビリティの向上を実現しています。
「ロボ道 ガリアン(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」はノンスケールの可動フィギュアで、全高約24.5cm。材質はABS、PVC、POM、そして金属パーツで、ダイキャスト製のフレームにより42ヶ所の可動ポイントを実現。手首パーツは劇中の様々なシーンを再現するために交換式のものが4対付属(拳1対、ポーズ付きの手1対、重装砲保持用の手1対、剣保持用の手1対)。また、武装として剣および鞭形態の剣(小さな刃はお互いにワイヤーで接続されており、曲げることが可能)、飛装砲、重装砲、そして盾が付属。盾の裏に装着されている杭は伸縮可能で、盾と重装砲は組み合わせることで劇中の迫撃形態を再現可能。また、当アイテムでは複数の変形形態を再現。劇中当初の姿である「機甲兵 ガリアン」は「飛装型」に変形可能。キャノンとシールドを装備した強化型である「機甲兵 ガリアン重装改」形態では分離させて、上半身を「飛装改」に、下半身を「自走改」にそれぞれ変形可能。また、印象的なローラーダッシュのギミックを再現すべく、足の両側にあるタイヤは回転可能です。
原作アニメでの印象を損なうことなく、雄大なガリアンを完璧に演出するべく、threezeroのデザイナーとエンジニアはこのフィギュアの設計に多大な労力を投入。最高の安定性と可動性を実現しました。
アニメ劇中に登場するガリアンの様々な形態を再現
【機甲兵 ガリアン】
【飛装型】
【機甲兵 ガリアン重装改】
【飛装改】&【自走改】